社内SEの全てがわかる!仕事内容・年収からベストな求人の探し方の完全ガイド
「社内SEはなんだかラクそう。転職してみたいな」って考えたことはありませんか?IT業界ではよく聞くこの疑問をこのページで解消していきます。
調べていくと確かに楽でストレスフリーな社内SEのポジションもありますが、それは一部です。
このページでは社内SEの仕事内容を具体的に紹介し、必要となるスキルや資格を紹介していきます。
そして社内SEのイメージをつけた後におすすめな求人の探し方を紹介しています。
結論を先にいうと、社内SEの業務範囲は会社によって大きく変わるため転職エージェントによる相談が必須となります。 特におすすめは次の転職エージェントです。
- レバテックキャリア
IT・WEBの転職に特化しているため、濃い企業情報を保有しており、エージェントの質も高い。非公開案件も多く、社内SEのような情報を得にくい転職検討者には登録必須です。 - DODA
社内SEの案件数828件とNo.1。年収診断やレジュメの書き方など幅広く相談が可能で転職の強い味方です。
非公開案件も多く、エージェントしか知らない情報も持ち合わせているため社内SEを検討している人は変に悩む前に相談しにいきましょう。
この記事を読めば、社内SEの仕事内容が具体的に理解でき、あなたの転職を成功させるための進め方が分かることをお約束します。
IT業界に10年以上かかわり、社内SEに3人転職した事例ををもとに紹介していきますのでぜひ最後までお読みください。
- 社内SEの仕事内容・年収・キャリア・1日の過ごし方のリアルを解説
- 社内SEを目指すために必要なスキル・資格はITスキル×事業・経営目線×ホスピタリティー
- 社内SEの求人はエージェント型一択!求人数が多いサイトを徹底紹介!
- 社内SEの志望動機の書き方とNG事例
- まとめ
社内SEの仕事内容・年収・キャリア・1日の過ごし方のリアルを解説
社内SEとは事業会社内にいるSEです。英語では「IT Department」と表記することが多いです。
SEと大きく違う点の1つは社内SEが積極的に売上・利益を作るわけではなく、コスト部門(間接部門)として会社に貢献することです。
情報技術を事業、経営の目線で活用していくか、日々のIT業務をサポートするかという仕事内容になります。
ただし事業や経営は会社によって様々で具体的な仕事内容や年収もバラバラですので、整理して紹介していきます。
社内SEの仕事内容は3種類
「社内SEはどんな仕事内容?」みんなが思う疑問でしょう。実際、社内SEの人ですら正確に答えるのは大変なのではないでしょうか。
その理由は社内SEの幅の広さがあります。会社によって担当する業務がまったく違うのです。
ここでは社内SEの基本的な仕事内容を網羅的に紹介していきます。社内SEが何か理解できますのでぜひ参考にしてください。
一般的な社内SEと呼ばれる仕事内容は
- 社員が利用するパソコンの管理を行う
- システムの構築・運用・管理を行う
- 経営層と密にIT戦略を立案・推進していく
といった内容が中心となります。 それぞれについて紹介していきましょう。
仕事その1:社員が利用するパソコンの管理を行う
社内SEの仕事として、社員が利用するパソコンの管理があります。
パソコンの管理とは、機器管理、個人情報や企業秘密な情報の保管・運用管理、ウィルス感染が起こらないようセキュリティー対策、携帯電話・モバイルWi-Fiの管理などがあります。
いわゆる情シス(情報システム部)の仕事内容です。 厳密にはシステムエンジニアの仕事内容ではありませんが、企業規模が比較的小さな会社やIT戦略が遅れている会社では社内SEが担当します。
Windowsの操作に関する質問からセキュリティーを担保したシステム運用まで幅広く対応する必要があり、ヘルプデスク的な役割となります。
そのため幅広いシステムの知識と経験が必要となります。
仕事その2:システムの構築・運用・管理を行う
社内SEとして全社員の勤怠管理や特定部門の生産管理、海外展開のためにグローバル対応など会社が利用するシステムの提案から構築・運用・管理の仕事があります。SEらしい仕事といえるでしょう。
運用にのせるためにはヘルプデスク的な役割を担うこともあります。
通常のSEと違う点は会社にとって投資対効果のある成果を出す必要がある点です。
安定稼働し運用にのせるのはもちろん、システム投資に見合う成果を測定し報告していく必要があります。 通常のSEと比べると事業視点の高さが求められます。
仕事その3:経営層と密にIT戦略を立案・推進していく
社内SEの仕事として経営陣とIT戦略の立案・推進があります。たとえば製造業などでは納期を短縮して競争力を高めたり、利益率向上が経営課題の場合を考えてみましょう。
会社の運用フローや情報の流れを整理し、どこにタスクの無理・ムラがあるかを分析し、どういう仕組みが必要かをとりまとめます。 運用の見直しやシステム化企画をしてシステム部分の要件策定や見積もり取得、開発のためのベンダー管理をしていきます。
この仕事では経営陣の狙いや考えをしっかり把握し二人三脚で経営目標達成のため仕事を推進する必要があります。
そのためには外部環境や内部環境なども把握し、経営目線を持って取り組む必要があり、柔軟なコミュニケーション能力と提案力が必要となります。
コラム:社内SEと客先常駐SEの違いとは
社内SEと客先常駐SEとの違いはよく聞かれます。私は正社員とアルバイトの差のようなもと考えています。
単にタスクをこなしてお金をもらうアルバイトと、タスクの先の数年後の会社に責任感を持って取り組んでいるかの差です。会社から見たとき、単にシステムを作る、システムを安定稼働させるだけの人は外注すればよく、社内SEである必要はありません。
会社の事業、経営にコミットできる方が求められます。
ではそんな社内SEの年収はいくらでしょうか?つぎで紹介していきます。
社内SEの年収は中堅企業のSEと同じレベル
普通のSEの年収は会社の規模や年齢に応じて300万円〜850万円と幅がありました。詳細はこちらの記事をご確認ください。
社内SEの年収はいくらでしょうか? DODAに社内SEの年収についての調査データがありますので、そのデータを解説していきます。
社内SEの平均年収/生涯賃金データを知るならDODA |転職ならDODA(デューダ)
男性が597万円、女性は470万円です。 詳細なデータは下記となります。
年収 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
300万円未満 | 5% | 7% |
300〜400万円未満 | 10% | 25% |
400〜500万円未満 | 23% | 26% |
500〜600万円未満 | 19% | 18% |
600〜700万円未満 | 14% | 15% |
700〜800万円未満 | 12% | 4% |
800〜900万円未満 | 6% | 3% |
900〜1,000万円未満 | 3% | 1% |
1,000万円以上 | 8% | 1% |
年代 | 平均年収 |
---|---|
20代 | 400万円 |
30代 | 543万円 |
40代以上 | 723万円 |
社内SEと普通のSEを年収だけで比較すると、次のようになります。
- 大手企業のSE > 社内SE ≧ 中堅企業のSE >> 零細企業のSE 社内SE
零細企業のSEなら社内SEへ、大手企業のSEならそのまま在籍したほうが年収の面では良いでしょう。
社内SEのキャリアは市場価値から見ると厳しい
社内SEとなったらどんなキャリアを歩むのでしょうか。企業内からと企業外からの両方の観点から見ていきましょう。
企業内から見たときの社内SEのキャリア
企業内から見た社内SEのキャリアは、情報システム部門の一般社員から課長、部長と歩むのが一般的でしょう。 コスト部門であるため、わかりやすい成果を出していく必要があります。
企業によっては情報システム部が2人など少数なこともあり、採用からキャリアの準備を自分自身で行う必要があるでしょう。 そのため、キャリアを気にされるような方は大きな情報システム部門を形成されている企業選びをすることがおすすめです。
また企業によってIT戦略の価値は違うため、同じ仕事内容でも評価がまったく違う場合があります。
そのため、転職先選びには求人情報を見るだけでなく、転職エージェントへの相談がとても重要となります。採用の背景を確認したり社内SEは企業内でどのような位置付けかを確認しましょう。
おすすめの転職エージェントはレバテックキャリアまたはDODAです。非公開案件も多くあるため、まずは登録し相談することが大切です。
企業外から見たときの社内SEのキャリア
企業外から見たときの社内SEのキャリアは、仕事内容によって評価が大きく変わることが特徴となります。
具体例を紹介するとわかりやすいため
- 新卒から社内SEの場合
- 30才で社内SEに転職した場合
の例で紹介していきます。
新卒から社内SEの場合
新卒から社内SEの場合、技術力やプロジェクトマネジメントがどれくらい付くかによります。 システム構築を発注するような場合、あまりスキルが身につかない場合が多いです。
その場合、28才くらいまでに転職しなければ、転職時に市場価値も低く会社に依存しなければなりません。
30才で社内SEに転職した場合
経営者や事業責任者とシステム企画を進め成果を出す人は市場価値も高く引く手数多でしょう。
ただし、機器管理やヘルプデスク、システムの運用のお守りなどしかしなかった場合は、年齢に合った市場価値はなくなり、次の転職は相当厳しくなります。
つまり企業外から見たときキャリアとしては、就職ではなく「就社」になる可能性が高いです。 定年間近であれば良いですがもしそうでなければ、「市場価値」を意識して転職活動をしたほうが良いでしょう。
この点関して転職エージェントの立場から紹介している良い記事がありますのできになるかたは合わせて確認しましょう
社内SEはラク?暇?
「社内SEは暇でラクなんでしょ?」と思っている方はいないでしょうか。実際にはどうでしょうか?
確かに問い合わせや障害、システム導入がなければ比較的「ラク」かもしれません。 SIerのように工数管理された仕事の仕方ではなく、納期も調整が利くためSEならではの大変さが少ないのも事実です。
ただし、間接部門のため、社内SEの人数は最低限となっています。その中で突発的に発生する問い合わせやトラブル対応はストレスになる方も多くいます。 全社の情報セキュリティー対策やネットワークの稼働も常に安定供給する必要があります。
つまり社内SEと聞くとラク・暇と思う方は多いですが、違った苦労があります。 間接部門となる社内SEは縁の下の力持ちとして会社を支え続けることが求められそこで貢献・評価されるのは並大抵のことではありません。 隣の芝は青く見えるものだと心得ましょう。
もし本当にラク・暇な社内SEがあったとしても、それは成長がないことを意味するため市場価値がなくなる人材となるでしょう。給与、待遇、転勤など不満・不安があっても会社にしがみつくような会社依存な人になります。
以上、社内SEの仕事内容について紹介してきました。 次は社内SEを目指す方はどんなスキルや資格が必要かを紹介していきます。
社内SEを目指すために必要なスキル・資格はITスキル×事業・経営目線×ホスピタリティー
社内SEになるために必要なスキルセットは何でしょうか。
この章では、必要なスキルを紹介し、どのように身につけていくのか、おすすめな資格はあるのかを紹介していきます。 社内SEを目指す方は、適性を知るためにもぜひお読みください。
社内SEに必要なスキルセットはITスキル×事業・経営目線×ホスピタリティー
社内SEの仕事内容から必要なスキルセットをピックアップしていきましょう。
社内SEとして求められるスキルは
- 幅広いIT知識
- 事業目線でのシステム企画
- 経営者視点でのシステム企画
- 全社員のIT業務をサポートするホスピタリティー
となります。逆に、
- プログラミング力
- プロジェクトマネジメント力
は、そこまで求められないでしょう。
もちろん会社における社内SEの役割やあなたの年齢に応じて必要なスキルセットは変わってきますのでご注意ください。
社内SEのスキルセットを身につける方法とおすすめ資格
社内SEの必要なスキルセットを身につけるためにはどのようにすれば良いのでしょうか。 「事業目線でのシステム企画」はどのようにしていけば良いのでしょうか。
身につける方法とおすすめ資格を紹介していきます。
幅広いIT知識を身につけるにはメルマガ登録がおすすめ!
システムと取り巻く状況は刻々と変わっていきます。 社内SEはその状況についていき、経営者や取引先、従業員の人からの指摘や疑問に答えてく必要があります。後手とならない対処をするためにも幅広いIT知識は常に取得している必要があります。
身につける方法としては毎日情報をキャッチアップする仕組みを作ることがおすすめです。 例えば、下記があります。
- @IT:IT関係者向けのメディア。メルマガ登録がおすすめ
- 日経新聞:経済を知るための鉄板
- Googleアラート:登録したキーワードの新着情報をメールでお知らせ
継続的に情報収集することがポイントです。そのため気になるテーマから見ていきましょう。
おすすめの資格は特にありません。 強いて言えば「基本情報技術者試験」には合格しましょう。
システムに関する基礎知識はもちろん個人情報や情報セキュリティーに関するテーマもあり、幅広い知識を得ることができます。
事業目線でのシステム企画は当事者意識が大事!おすすめ資格は特になし
事業の効率化や差別化のためにシステム企画し社内SEとして活躍するためには、当事者意識が大切です。
ただ、当事者意識をつけろと言われて付くものでないのも事実。 取り組みとしては
- 自分で各部署の作業を体験する
- 事業に関する企画を自分で作ってみる
- 競合他社の事例を情報収集する
ことがあります。
「自分で各部署の作業を体験する」は、業務内容を理解するだけではなく、相談し合える仲間が増えるという点でもおすすめです。システム導入時も協力を得やすくなります。
「事業に関する企画を自分で作ってみる」に関しても自分で企画することにより、ビジネスモデルや取引先、今後の事業計画などが予測できるようになっていきます。
ここに興味ある方は「リーン・スタートアップ」という本がおすすめです。
- 作者: エリック・リース,伊藤穣一(MITメディアラボ所長),井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2012/04/12
- メディア: 単行本
- 購入: 24人 クリック: 360回
- この商品を含むブログ (94件) を見る
リーンスタートアップは事業を成功するためにどう進めるかを紹介しています。小さく産んで大きく育てていく方針で紹介していますので事業の規模を問わず実践可能なアイデアが満載です。 この本を読むことであなたの事業企画力・推進力は増すでしょう。
「競合他社の事例を情報収集する」については、メルマガやセミナー、シェアされている記事から情報収集しましょう。
例えば次のような記事が革新的な事例でおもしろいです。
東急ハンズ・情シス担当が語った、AWS導入の事例です。
事業目線を養うためのおすすめ資格はありません。 OJTで身につけていきましょう。
経営者視点でのシステム企画には経営者の考え方を柔軟に受け止めるマインドとコミュニケーション能力が必須!
経営者が考える課題や将来像を深く理解した上で情報戦略を立案・推進する社内SEにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。
これは経営者のタイプによってだいぶ求められるスキルが違うと思いますが、ポイントとなる一例を紹介すると
- 会社の歴史と経営理念の理解
- 外部環境の変化と経営者の受け取り方
- 数年分の企業課題とその背景の理解
- 経営者の考え方を柔軟に受け止めるマインドとコミュニケーション能力
- 「事業目線でのシステム企画は当事者意識が大事!おすすめ資格は特になし」のスキル
があります。
こちらもおすすめの資格はありません。業界・会社・経営者をどれだけ興味を持ち、熱意をもって取り組めるかが大切になるでしょう。
おすすめの本は「ビジョナリーカンパニー」です。
- 作者: ジム・コリンズ,ジェリー・I.ポラス,山岡洋一
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 1995/09/26
- メディア: 単行本
- 購入: 33人 クリック: 196回
- この商品を含むブログ (276件) を見る
企業理念の大切さを成功企業の考察から紹介しています。 経営者は必ず読むほどの良書です。この本を読むことで経営者が普段言わないような深層心理な考え方を理解できるでしょう。 4巻までありますが、1巻、2巻はは必ず読みましょう。
経営者視点を養うための資格はありません。経営者との多くのコミュニケーションをとることを心がけましょう。
全社員のIT業務をサポートするホスピタリティーは適正が大切
全社員のIT業務を円滑に進めてもらうための仕事も社内SEのひとつです。 Windowsや社内システムの利用で悩まない仕組みを作ったり、困った時に即座に対応するなど全社員の業務が円滑に進むことに気配りできることが大切です。
必要となるスキルとしては
- 従業員の業務の理解
- 全社員と率直な意見を聞いたり提案するためのコミュニケーション力
- Windowsの使い方
- 情報セキュリティー対策と事故発生時の対処方
- 機器管理などの運用設計・推進力
があります。 「間接部門として従業員のために奉仕できる」というサポータータイプな方に適性があります。
そのため雑用とかを文句言いながら作業する人にはおすすめできません。 適性なくヘルプデスク的な社内SEを行うことは大きなキャリアのミスマッチとなります。十分気をつけましょう。
おすすめの資格としては平成28年から国家資格となった「情報セキュリティマネジメント試験」がおすすめです。
また普段あまり耳にしませんが「ITIL」もおすすめです。 システムを提供している側が、インシデント(障害・要望など)にどう対応していくかという運用のベスト・プラクティスです。
Information Technology Infrastructure Library - Wikipedia
これまで社内SEに必要なスキルやマインド、資格について紹介してきました。経験者向けに解説してきましたが未経験の人でも社内SEになれるのでしょうか。
社内SEは未経験でも可能!ただし学ぶ意欲は必須
未経験でも社内SEができるかどうかは、
- 業務内容
- 情報システム部門の大きさ
に大きく影響します。この関係を未経験者でも社内SEになれるかを表にしました。
業務内容 | 情報システム部門の大きさ | |
---|---|---|
大きい | 小さい | |
社員が利用するパソコンの管理を行う | ○ | △ |
システムの構築・運用・管理を行う | ○ | × |
経営層と密にIT戦略を立案・推進していく | × | × |
○:可能 △:場合によって可能
こちらから分かるのは、未経験の人はできる限り情報システム部門が大きいところを選びましょう。 フォローアップが充実しているため組織的にサポートしてもらえるでしょう。
サポートがあるといっても未経験は人一倍苦労するのは当然です。 学ぶ意欲が低い人でも 簡単にできるラクな仕事は多くありません。 挑戦意欲が少ない人は会社のためにもあなたのためにも見合わせたほうが良いでしょう。
プログラミング力を少しでもつけたい方は「プログラマカレッジ」の利用をおすすめします。
プログラマカレッジ
完全無料で本格的なプログラミング学べ、就職時もサポートしてもらえます。未経験で手に職をつけたい方は必見です。ぜひ無料で募集しているうちに話だけでも聞いてみましょう。
オンラインで学習したい方は「テックアカデミー」もおすすめです。
テックアカデミー
新しい技術や実践的な内容も取り扱い、オンラインで学習できることがポイントとなります。
ところで、社内SEに転職したい方、新卒として入社したい方はどうすれば良いのでしょうか。
社内SEの求人はエージェント型一択!求人数が多いサイトを徹底紹介!
この章では、社内SEの転職方法はどうするの?新卒入社はどうすれば良い?と考えている人に方法とおすすめ求人サイト(転職サイト)を紹介していきます。数ある求人サイトの中で社内SEを目指す方はどの求人サイトを利用すべきかが分かりますのでぜひ参考にしてください。
ポイントは、「エージェント」を利用することです。
エージェントとは人材紹介会社の担当者があなたの経歴やスキルセットに合わせておすすめの求人情報を紹介してくれるサービスです。
求人情報に掲載されている募集要項だけではわからない会社の特徴も教えてくれるため、あなたの疑問や不安も大きく解消するでしょう。
エージェントは複数申し込みが鉄則です。 非公開案件も多く、幅広い選択肢から転職先を紹介してもらったほうが有利なためです。
ここでは社内SEの求人情報を多く持っている転職エージェントを紹介します。
レバテックキャリア
IT・WEBの転職に特化しているため、濃い企業情報を保有しており、エージェントの質も高い。 非公開案件も多く、社内SEのような情報を得にくい転職検討者には登録必須です。
DODA
社内SEの案件数828件とNo.1。 年収診断やレジュメの書き方など幅広く相談が可能で転職の強い味方です。
リクルートエージェント
社内SEの案件数613件とDODAほぼ同等。 定番の転職エージェントで大企業の多くが利用。DODAと合わせて利用しましょう。
マイナビジョブ20’s
20代若手社会人、第二新卒向けの転職サイト。 経験、スキルが問われにくい若手向けの案件が多いため、未経験な方、若い方は合わせて登録しましょう。
これらのサイトは、東京や大阪広島、福岡など全国を網羅しているのも特徴です。 無料で利用でき、求人の打ち切りが起こらないよう早く登録し、チャンスを逃さないようにしましょう。
社内SEの志望動機の書き方とNG事例
エージェントから紹介された気になる求人は積極的に応募しましょう。 書類選考、一次面接、最終面接の合格率は20%と言われ、内定を取るためには数も大切となります。
そこで一番最初に問題となる志望動機の書き方とやってしまいがちなNG事例を紹介いたします。
志望動機に大切なポイントは熱意と活躍の姿
志望動機は面接の足切りとして使われます。その志望動機はどれくらい見られるかというと1分程度でしょう。
では、面接官が「会いたい!」と思う人はどんな人でしょうか。 それは
- 熱意がある人
- 活躍の姿が見える人
です。 入って一生懸命に業務を覚えてくれる人。必要としているスキルセットや経歴を兼ね備え、活躍のイメージができる人は書類選考を通過するでしょう。
これを伝えるポイントは次のようになります。
- 入って何をしたいかが明確な人
- 会社の志望理由が明確な人
- 抽象的すぎないスキルのアピール
こういった志望動機の方は比較的書類選考に合格しやすいです。逆に落ちる方はどんな人でしょうか。 志望動機のNG事例を紹介いたします。
志望動機のNG事例集
志望動機で落とす人の特徴をまとめました。 当てはまるような方はお気をつけください。
- 志望理由がよく分からない人
- 他の会社にも通じる志望動機の人
- アピール内容が「コミュニケーション」「一生懸命」など抽象的で具体事例もなく評価しにくいもの
- 雑な表現の人(書き方が汚い、具体例がなく短い人)
書類選考する人には「どれくらい熱意があるか?どれくらい応募に時間をかけたか?」が、だいたい分かります。
ただでさえ低い合格率のため、少しでも伝わるよう一社一社に時間をかけて志望動機を準備していきましょう。
まとめ
このページでは社内SEを知りたい方のために
- 社内SEの仕事内容を知りたい
- 社内SEに必要なスキルや資格を知りたい
- 社内SEになりたい
という内容を紹介してきました。
社内SEの仕事内容は幅広く、会社の規模・情報システム部の規模に応じて役割は大きく変わります。
必要なスキルについては役割に応じて違います。 そのためあなたのスキル、経験に合わせた求人を見つけることが社内SEへの転職に一番重要なポイントです。
そのためには転職エージェントを活用しましょう。
おすすめは濃い企業情報を教えてくれるレバテックキャリアと、求人情報が一番多いDODAです。
年齢を重ねると必要とされるスキル・経験が高くなるため、早く情報収集することも転職を成功させるポイントですのでご参考ください。
以上、社内SEの全てがわかる!仕事内容・年収からベストな求人の探し方の完全ガイド、でした。