【Java案件の全て】フリーランス案件の相場単価とおすすめサイトランキング
「Java案件の仕事内容はどんな内容?」「Javaの案件はどこが豊富で相場はいくらなの?」「どこのサイトがJava案件多いの?」
など、フリーランス(個人事業主)を検討している人やすでにフリーランスの人は案件探しやその内容が気になるのではないでしょうか?
フリーランスとして独立するためには
- 豊富な案件がある
- 安定して案件がある
- 変なクライアントにひっかからない
といったことが大切となります。
また、フリーランスをこれから始めることを検討している人は
- どのような開発内容が多いのか?
- どのような分野が多いのか?
- どのようなフレームワークが使われているのか?
- Java案件探しはどこですればよいのか?
といったような、案件内容も気にされる方が多いです。
そこでこの記事の前半では、Java案件の特徴を紹介をしていきます。
後半では案件紹介サイトの選び方や10サイト以上の比較結果からおすすめのサイトを紹介していきます。
この記事を読むことでJava案件の傾向がわかり、どのサイトでJava案件を探せば良いかが分かります。
Java案件の紹介サービスはそれぞれに特徴があるため安易に選ぶとあなたにとって最適な案件を見つけられない可能性ばかりか、作業開始後のサポートも大きく変わるためサービス選びがとても大切となります。
フリーランスとしてより良いスタートをきるためには最後までお読みいただくことをおすすめします。
すでにフリーランスをされている方は、「Java案件の決定版!おすすめ案件紹介サイトの選び方」からお読みいただくと良いでしょう。
Java案件とは?気になる仕事内容を傾向から解説
フリーランスをこれから検討する方に向けて、Java案件の紹介をしていきます。
Java案件をフリーランスとして請け負うとき、どんな仕事内容か気になると思います。ここでは、どんな分野、工程、役割で案件にかかわっていくか紹介していきます。
すでにフリーランスの方は「Java案件の決定版!おすすめ案件紹介サイトの選び方」にお進みください。
担当する工程は「要件定義・設計」や「PG・テスト」が大半
Java案件で担当する工程は、「PG・テスト」または「要件定義・設計」が中心となります。
フリーランスでも要件定義・設計の上流工程が担当できるため、下流工程が中心になりがちな零細企業のSE・プログラマーの方にとっては魅力的な案件が豊富にあります。
「PG・テスト」と「要件定義・設計」はどちらも同じくらいの案件ボリュームとなるため、得意な領域やスキルアップなどから考慮して案件選びをすると良いでしょう。
要件定義・設計の案件は、クライアントと要件定義レビューや設計レビューをする必要があるため、設計力やズレをすり合わせるコミュニケーション力が必要となります。
とくに社外メンバーのフリーランスとして設計書を提案することになるため、クライアントに対する配慮も欠かせません。
出典:Javaの求人・案件募集 | ITフリーエンジニアのための【レバテックフリーランス】
Java案件の単価相場は60万円〜80万円がボリュームゾーン
Java案件は業務仕様が複雑だったり大規模プロジェクトになりがちのため単価は高めです。
Java案件の単価の相場は月60万円〜80万円(700万円から960万円)となっており、全体の70%を占めます。
中には月80万円を超える案件もあります。
別の記事でさまざまな角度の年収を紹介してきましたので下表にまとめました。
カテゴリ | およその年収 |
---|---|
Javaのフリーランス | 700万円〜960万円 |
Javaを扱う人の年収 | 500万円 |
大手SIer30歳の年収 | 670万円〜800万円 |
中堅SIer30歳の年収 | 510万円〜570万円 |
零細SIer30歳の年収 | 430万円〜500万円 |
SIerの年収やJava言語を取り扱う平均年収より、Java案件のフリーランスの年収が高いことがわかります。
フリーランスのため、年収から
- 地代家賃
- 健康保険、国民年金
- その他経費
を支払う必要がありますが、システム開発は経費がかからない仕事内容で事務所を自宅にすれば安上がりとなります。
つまり、フリーランスの方が年収が高くなる傾向が高いことがJava案件フリーランスの魅力です。
Javaのフレームワークの人気No.1は「Struts」
Javaは他の言語と比較すると歴史も長く、プロジェクトの規模や種類も多様なためさまざまなフレームワークが使われています。
大手企業では、生産性をあげるために独自にフレームワークを作るところもあります。
Javaの代表的なフレームワークは次の表のとおりとなります。
ランキング | Javaのフレームワーク | 月間検索回数(Google) |
---|---|---|
1位 | Struts | 8100 |
2位 | JSF | 8100 |
3位 | Spring Framework | 5400 |
4位 | Java EE | 4400 |
5位 | Play Framework | 3600 |
6位 | SAStruts | 1300 |
7位 | Apache Wicket | 1000 |
8位 | ZK | 1000 |
9位 | Dropwizard | 390 |
10位 | Spark Framework | 170 |
11位 | Ninja web framework | 10 |
※Googleの検索回数順(調査日:2017/3/19)に並べているため、Javaフレームワークの人気順となります。
時系列でみても、Strutsの安定の人気さがわかるでしょう。
かんたんに人気のフレームワークを紹介していきます。
歴史が長く安定感バッチリ!定番のJavaフレームワーク「Struts」
2000年ごろにJakarta Projectとして生まれたStrutsは2005年にApach Strutsとなり、Struts2を経て現在のWebWork2ベースのStrutsとなっています。
依存性の注入(DI)やPOJO(Plain Old Java Object)など、SeaserやSpringの流れをうまく取り込み、Javaエンジニアの支持を得ているフレームワークです。
画面ベースの開発なら「JSF」
JSFはJavaServer Faceの略でJava EEの一部でもあります。
MVCのフレームワーク(アクションベースフレームワーク)であるStrutsやSpring Frameworkではなく、画面ベースのASP.NETのようなコンポーネントベースフレームワークです。
コンポーネントベースのフレームワークは比較的に画面に対して直感的でプログラマとデザイナの分業がしやすいのが特徴です。
表示部分に関する処理が多く、処理の流用などの共通化が少ないプロジェクトには生産性高く開発ができるでしょう。
Spring Framework
オープンソースとの連携に強いMVCベースのフレームワークです。
アスペクト指向、依存性の注入などから国産のSeasarとシェア争いをしていましたが、現在はSpring Frameworkが残っている状態です。
軽量のフレームワークで、小規模〜中規模、スピードが重視されるプロジェクトに向いていると言えます。
Javaが用いられる分野は「基幹業務」案件
Java案件の分野は次の分野の案件が多い傾向です。
- 基幹業務
- WEBオープンシステム
- スマートフォンアプリ
Javaは2000年代からWEBのオープンシステムや企業の基幹システムで実績を残してきているため、いまでも人気となっています。
反面、複雑な業務仕様やレガシーなシステムの更新も多いため、難易度も高い案件になる傾向があります。
その分、案件の単価は高めでプロジェクト期間も長い傾向となっています。
コラム:在宅案件は希少!過度な期待はしないほうが良いでしょう
Java案件では在宅案件がほとんどないことにお気をつけください。
理由はセキュリティー確保のためです。
まったくないわけではありませんが、在宅業務を過度に期待はしないほうが良いでしょう。
Javaの資格は「OCJP」で決まり!
Javaの資格は大きく2種類あります。
1つ目はOracle社による「Oracle Certified Java Programmer(OCJP)」です。 こちらは、Javaを提供しているOracle社が運営している資格のため、知名度も高いです。
Javaの言語仕様に関する問題を選択式で答えるテストとなります。
認定資格一覧 | オラクル認定資格制度 | Oracle University
2つ目は株式会社サーティファイが運営している「Javaプログラミング能力認定試験」です。
こちらはプログラミング力を試される資格です。
実技が中心となるため、普段コーディングをしている人は合格しやすいでしょう。
試験内容 - 検定試験について - Java™プログラミング能力認定試験│資格検定のサーティファイ│あなたのスキルアップを応援します|
「OCJP」と比べると「Javaプログラミング能力検定」の知名度は低いため、「OCJP」の取得をおすすめします。
資格が転職や受注に大きく影響することはないため重要度は低いですが、OCJPで学んだ言語仕様はエンジニアとしての土台となりますので取得はムダではありません。
Java案件の減少は心配なし!人気言語のた単価下落には注意!
Java案件は20年程度に渡り継続して企業向けのプロジェクトで利用され続けています。
スマホが普及してからはAndroidアプリにもJavaが利用されているため、今後も継続してJava案件のプロジェクトは続くでしょう。
その意味でJava案件の減少はしばらくないでしょう。
一方でJavaの開発者も増えています。 Java案件の増加よりもJavaエンジニアが増える場合、単価の下落はありえます。
人気の言語ならではの懸念として理解すると良いでしょう。
ところで、Java案件のおすすめサイトはどこでしょうか? 選び方や具体的なおすすめなサイトを次では紹介していきます。
Java案件の決定版!おすすめ案件紹介サイトの選び方
「Java案件のおすすめサイトはどこ?」
Java案件探しができるサービスは10サイトを超えるため、多くのフリーランスの方が悩むポイントです。
ここではJava案件紹介サイトの選び方をお伝えしたあとにおすすめサイトをピックアップしていきます。
Java案件の紹介サイトの選び方のポイントは3つ!
Java案件を探すとき、大切なポイントは
- あなたのニーズにあったJava案件が見つかる
⇢「案件数」✕「コンサルタントのの提案力」 - アフターサポートが充実している
です。
つまり、Java案件のおすすめサイトは
- Java案件数が豊富 であること
表は案件数の調査ランキング結果です。
フリーランス案件紹介サイト Java案件数 全国対応 フリエン 2540 ○ なびくーる 787 関東、関西のみ ギークスジョブ 374 ○ ポテパンフリーランス 254 関東のみ エンジニアファクトリ 164 関東のみ レバテックフリーランス 110 関東、関西のみ @agent 79 関東のみ - あなたのニーズを汲み取り提案するコンサルタントの存在
- 作業開始後のアフターサポートの充実度
を軸に判断していきましょう。
この記事では上記の観点で情報をまとめ、おすすめサイトを紹介していきます。
ちなみにフリーランスを検討中の方も早めの登録をおすすめします。
コンサルタントがあなたの状況に合わせてアドバイスをしてくれるためです。
とくに他の人の事例を聞くことはほとんどないため、自ら情報を取りに行ってみることが大切なポイントとなります。
おすすめNo.1は総合力抜群の「ギークスジョブ」!
ギークスジョブのJavaの案件数は3番目に多いサイトとなります。
特筆すべきは3名の専任担当がつくためフリーランスとしての働き方を叶えるよう配慮してもらえる点です。
仕事内容/働き方/チームワーク/キャリアなど、多角的なニーズを複数人でサポートしてもらえるため、一番心強いサービスと言え、Java案件のフリーランスの方は必ず登録すべきサイトと言えます。
対応エリア | 全国(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、愛知、その他) |
---|---|
面談場所 | 東京(渋谷)、大阪(北区)、名古屋(錦)、福岡(中央区) |
Java案件数 | ★★★☆☆ |
エージェント力 | ★★★★★ |
アフターサポート | ★★★★★ |
アフターサポートの内容 | 請求書などの書類発行や発送はギークスジョブが代行。 税理士による確定申告相談会を実施。 スキルアップ・スキルチェンジに向けた技術関連セミナーを開催。 フリーランス同士の交流を目的とした交流会を開催。 宿泊施設やフィットネスクラブ、自己啓発、育児・介護等幅広いメニューを優待料金又はポイント利用により、制限なく何度でも利用可能。 確定申告に便利なクラウド会計システムが割引価格で利用可能。 報酬については、25日サイトでの早期受け取りが可能。 |
【満足度No.1】IT系フリーランスエンジニアを徹底サポート!!<ギークスジョブ>
おすすめNo.2はJava案件数No.1の「フリエン」!
Java案件の数がダントツNo.1はフリエンです。
ギークリージョブの7倍近くのJava案件数があります。
実際に80%以上のエンジニアが収入アップしたという結果も出ており、あなたの強みにあった案件紹介が期待できます。
ギークリージョブのエージェント提案とフリエンの豊富な案件数があれば、ニーズにあった案件を網羅した中で探すことできるでしょう。
対応エリア | 全国(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、兵庫、愛知、静岡、その他) |
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面談場所 | 東京(渋谷)、大阪(北区) |
Java案件数 | ★★★★★ |
エージェント力 | ★★★☆☆ |
アフターサポート | ★★☆☆☆ |
アフターサポートの内容 | クライアントとの商談もコンサルタントが同席し条件交渉や参画時期を代わりに対応。 案件へ参画後もコンサルタントが徹底サポート。 |
まとめ
本記事ではフリーランスとしてJava案件を検討している人に向けて、Java案件の特徴やおすすめの案件検索サイトを紹介してきました。
Java案件の特徴としては
- 年収:700万円〜960万円
- 工程:「要件定義・設計」や「PG・テスト」が中心
- フレームワーク:人気のフレームワークは「Struts」
- 分野:基幹業務が中心
- 資格:知名度なら「OJCP」
といった傾向でした。 Java案件は減少傾向が見られず、当分は安心して問題ないでしょう。
Java案件探しのおすすめサービスは
- 案件数の豊富さ
- コンサルタントの提案力
- アフターサポートの充実度
の総合力が高いところです。
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あなたのニーズにあった案件を探すことができ、作業開始後もサポートの充実度から安心して働くことができるでしょう。
以上、【Java案件の全て】フリーランス案件の相場単価とおすすめサイトランキングでした!