未経験者でITエンジニアを目指す人が知っておくべき業界の全知識
「ITエンジニアを目指したい!」と考える人は多くいますが、ITエンジニアにはどのような種類があるのでしょうか?
他にも同じように
- ITエンジニアはどんな種類があるの?
- ITエンジニアの仕事内容はどんな内容?
- 未経験や文系でもなれるの?
- どうやってITエンジニアになるの?
- 年収はどれくらい?
といった質問をよく受けます。
結論を先にお伝えすると「本気で目指せばITエンジニアになれる!」ということがこの記事の結論です。
実際に文系の未経験者がITエンジニアになる姿を私は100名以上見てきました。
しかし、同様に挫折する人も多く見てきました。
- 本を買っても覚えることができなかった人
- 就職できなかった人
- ITエンジニアの仕事内容を理解しておらずミスマッチになってしまった人
- ブラック企業に入ってしまった人
つまり、ただITエンジニアを目指すだけではだめです。
挫折せずにスキルを身に着けたり、イメージしたキャリアで環境のよい会社に入るためにはコツがあります。
ITエンジニアを目指す方が知ってくべき基礎知識を知らないと「こんなはずではなかった!」と後悔するでしょう。
この記事ではこれからITエンジニアを目指す方に向けて、
- ITエンジニアの種類や仕事内容
- 新卒で目指すことができるITエンジニア
- 転職者が目指すことができるITエンジニア
- ITエンジニアの年収
- ITエンジニアのなり方
といった基礎知識を紹介していきます。
新卒の方も転職者の方もこの記事を読むことでITエンジニアを目指すための知識と最短でなる方法が分かります。
すでに20万人程度不足しているというITエンジニアは今後も活躍できるでしょう。
ぜひ最後までお読みください。
- ITエンジニアってなに?全6種類の職種をわかりやすく解説!
- ITエンジニアの年収は250万円〜1000万円
- ITエンジニアは17万人不足!需要が多く仕事に困らない事情
- ITエンジニアに、かんたん確実になる3つの方法
- コラム:ITエンジニアに資格は有利?おすすめ資格とは?
- まとめ
ITエンジニアってなに?全6種類の職種をわかりやすく解説!
ITエンジニアはプログラマーだけとは限りません。
顧客の要望を反映したシステム要件をとりまとめ進めていく役割の人や、業務を止めないために24時間365日システムの運用・改善をする人もITエンジニアです。
ここでは、ITエンジニアを網羅的に紹介していきます。
あなたがイメージしているITエンジニアを具体的にしていきましょう。
ITエンジニアは6種類の職種
ITエンジニアをより具体的にするために、業界と職種をわけて紹介いたします。
未経験でもなれる領域に「○」や「△」を記載しています。
新卒者の方は「○」、転職者の方は「△」を見てください。
- ○:未経験可能(転職者でも可能)
- △:新卒・第二新卒は可能
- -:未経験不可
職種 | ITエンジニアの種類 | 業界 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SI業界 | コンサル | 社内SE | WEB業界 | ゲーム業界 | データセンター | |||
営業 | セールスエンジニア | ○ | △ | - | - | - | △ | |
コンサルタント | システムコンサルタント | - | △ | - | - | - | - | |
ITアーキテクト | - | △ | - | - | - | - | ||
セキュリティ・コンサルタント | △ | △ | △ | - | - | - | ||
情報化戦略・推進 | - | △ | △ | - | - | - | ||
システムエンジニア プロダクトマネージャー |
プロジェクトマネージャー | - | - | - | - | - | - | |
プロダクトマネージャー | - | - | - | - | - | - | ||
SE | ○ | △ | - | - | - | - | ||
社内SE | - | - | △ | - | - | - | ||
プログラマー | WEBプログラマー | ○ | - | - | - | - | - | |
WEBエンジニア | - | - | - | ○ | ○ | △ | ||
モバイルエンジニア | ○ | - | - | ○ | ○ | |||
フロントエンドエンジニア | - | - | - | ○ | ○ | △ | ||
ゲームエンジニア | - | - | - | - | ○ | - | ||
COBOLプログラマー | △ | - | - | - | - | - | ||
汎用機プログラマー | △ | - | - | - | - | - | ||
データペースエンジニア | △ | - | - | - | - | - | ||
運用・保守 | サーバーエンジニア | △ | - | - | △ | △ | △ | |
ネットワークエンジニア | △ | - | - | △ | △ | △ | ||
ヘルプデスク・テクニカルサポート | - | - | - | - | - | - | ||
データアナリスト | データアナリスト | △ | - | △ | △ | △ | - |
各業界の具体的な説明は次のようになります。
業種の略称 | 業種の名称 | サービス形態 |
---|---|---|
SI業界 | SIer・パッケージ販売 | システム構築、パッケージ販売 |
コンサル | コンサルティング | システムコンサルタント、情報化戦略・推進、セキュリティ・コンサルタント |
社内SE | 企業内の情報システム部門 | 企業内の情報システム部門 |
WEB制作会社 | WEB制作会社 | WEBサイトのデザインと制作 |
組み込み制御 | 組み込み制御 | 家電、自動車、産業機械に利用されるマイコンのプログラム作成 |
WEB業界 | WEB業界・インターネット業界 | WEBメディア、ショッピングサイト、WEBサービス |
ゲーム業界 | ゲーム業界 | ソーシャルゲーム、スマホゲーム |
データセンター | データセンター | データベース提供、サーバーのタイムシェアリング |
業界と職種のそれぞれで気になるところから調べましょう。
もし選べない人はSI業界のプログラマーに興味を持つひとが多いため、そこから調べてみましょう。
以降では詳細を紹介していきます。
営業の仕事内容とキャリアパス
営業の仕事はセールスエンジニアやプリセールスと呼ばれる職種のことを指すことが多いです。
「通常の営業」と違う点は、商品やサービスを技術的な観点からサポートができる点です。
具体的には、
- 他社商品・サービスとの仕様面の違い
- 商品・サービスのカスタマイズにおける要件とりまとめと見積もり
- お客様の業務に最適な商品・サービスの提案
などです。
契約前でこのような活動をするITエンジニアをセールスエンジニアと呼びます。
セールスエンジニアはお客様へ一人で出向くこともありますが、金額などの調整をする場合は営業部門と共に行動することもあります。
これは企業によって違います。
キャリアパスとしてはいきなりセールスエンジニアとしての営業を始めるよりも、まずはITエンジニアの中でも技術者部分が強いプログラマーやインフラの開発者などから始まることが多いです。
お客様からの技術的な質問に答えるためには最低限の専門知識・経験が必要です。
専門知識は座学で学ぶことも可能ですが、実際に技術者として働いて経験した方が深みある提案や技術者との連携に活きるでしょう。
セールスエンジニアになってからは、よりお客様に近い提案を担当するか、より技術者に近い見積もりなどの部分を担当するかというふうに分かれていきます。
コンサルタントの仕事内容とキャリアパス
ITコンサルタントの仕事内容は、お客様となる企業の経営に合わせて戦略立案・推進することとなります。
顧客のビジネスに係る法令対応や業務の最適化、業界の動向に合わせた戦略の立案などが必要となるため、
- 業界の動向
- 顧客の経営状況
- 顧客ビジネスの特徴や強豪情報
など、非常に高度な専門知識が必要となります。
これらの情報を駆使して経営層と方針を策定し進めていくという点では、非常にやりがいを感じることができ、年収も高い分野となります。
ITコンサルタントの仕事内容は
- 分析・顧客ビジネスの把握
- 戦略策定
- 要件のとりまとめ
- システム構築
となります。
要件定義やシステム構築はSEも行う内容ですが、ITコンサルタントは「経営効果を出す」という目的が大きく違うポイントです。
- ITコンサルタント:経営効果を出して貢献する
- SE:要求に応じたシステム構築と導入を行う
このようにITコンサルタントとSEで目的は違いますが、要件をとりまとめシステム構築をする部分では同じであるため開発力も必要なスキルとなります。
一方で、ITコンサルタントとして年収を多くもらえる人は経営層と戦略を立案し推進できる人です。
最低限のシステム知識があれば活躍できるという事実もあります。
- 経営層と戦略を立案推進:ITエンジニアとしてスキルが低くても可能
- 要件定義・システム構築・導入:ITエンジニアとして高いスキルが必要
キャリアパスとしては最初からコンサルタントを目指す人も多いですし、ITエンジニアとして技術を高めてからコンサルタントを目指す人も多いです。
システムエンジニアの仕事内容とキャリアパス
システムエンジニアはSEと略して呼ばれます。
SEの仕事内容は、システムの受注から納品までの一連の作業が仕事内容となります。
具体的には
- 要件定義
- 設計書の作成
- プログラムの作成
- システムの検証
- 設定
- 導入支援
- 各種マニュアル作成
といった内容となります。
キャリアパスとしては最初からシステムエンジニアを募集する会社は多くあります。
入社後はまずプログラミングの工程を覚え、そのあと徐々に上流工程を任されるようになります。
ただし、大企業のSEになるとプログラミングする機会を与えてもらえず、下請けの管理になりがちです。
技術力をつけたい方は中規模のSIerに就職することをおすすめします。
プログラマーの仕事内容とキャリアパス
未経験者の人がイメージしやすい職種がプログラマーです。
プログラマーは実際に動くシステムを作ることが仕事内容となります。
ただし注意点があります。
それはSI業界とWEB業界・ゲーム業界では役割が大きく違う点です。
SI業界では、SEが要件定義や設計書を作成をするためプログラマーの仕事は単にプログラミングをするだけです。
一方でWEB業界やゲーム業界ではSEが存在しないため、要件のとりまとめや設計はプログラマーが行わなければなりません。
この違いを「プログラマー」と「エンジニア」を使い分ける人もいます。
もちろん、SI業界のプログラマーよりもWEB業界・ゲーム業界のプログラマーの方が難易度が高く、未経験からの採用がむつかしい業界です。
業界 | 業務の難易度 | 未経験者からの採用 |
---|---|---|
SI業界のプログラマー | 低い | かんたん |
WEB業界・ゲーム業界のプログラマー | 高い | むつかしい |
役割が違うため、さまざまな部分で「差」があります。
詳細については、
【SE→WEB系へ転職】実録!SEとWEB系の違いと転職を成功させる3つのポイント - IT業界の歩き方
を合わせてお読みください。
SI業界のプログラマーのキャリアパスは、数年後にSE(システムエンジニア)にキャリアチェンジすることが一般的です。
WEB業界・ゲーム業界のプログラマーのキャリアパスは、まだ業界の歴史も浅く決まっていないのが実情です。
シニアエンジニアとして現役で開発し続けたり、マネージャーやCTOとなって経営側となってマネジメントすることが多いですが、枠が限られているため「なりたい!」と思ってもなれない実情もあります。
未経験者の人でもしっかりと学習すれば一人前のプログラマーになることは不可能ではありません。
ただしコツがあります。
たとえば独学は挫折しやすいためおすすめできません。
未経験者がITエンジニアになれる方法についてはあとから後述します。
運用・保守の仕事内容とキャリアパス
運用・保守の仕事内容は、24時間365日稼働するシステムを止めずに稼働させつづける仕事のことです。
具体的には
- バックアップデータの管理
- 記憶容量が圧迫しないように不要なデータ削除
- セキュリティーアップデート対応
- 商品・サービスのマスタデータの最新可
- 不具合修正・システム改善
などがあります。
コンビニや工場の受発注管理システムやビルの入退館を管理するシステムなど、世の中には止められないシステムが多数あります。
そのシステムを影で支える仕事となります。
キャリアパスとしては運用や保守というのはこれを専門としている人が多いです。特に運用というのは顧客のビジネスや業務をよく理解していなければならないので、長く一人がお客様のアカウントとなっていることも少なくありません。
大きなキャリアアップが目指せるような職種ではありませんが、お客様から信頼を得ることによって担当業務の拡大や影響力の拡大に繋がる仕事であり、それが結果として会社としての評価に繋がるようなキャリアパスが思い浮かべられる職種です。
データアナリストの仕事内容とキャリアパス
データアナリストはITエンジニアの中でもここ数年で急速に重要が高まってきた職種となっています。
データアナリストという名前そのままに、仕事の内容としてはビックデータと呼ばれる大量のデータを統計の知識などを利用して解析することが主な仕事内容となっています。
例えば工場で不良品が出る割合を統計的に算出し、その理由を裏付けしていくことによって、不良品の数を削減しているといった活用事例があります。
キャリアパスとしては比較的専門的な知識を必要とするため、ITエンジニアとして働くことを希望している人だけではなく、数学・統計的な知識を活かす仕事をしてきた人がITと融合させてITエンジニアとして働くようなケースも増えてきています。
データアナリストとして働くのであれば新卒から働くことも可能ではありますが、数学的な知識を在学中に身に着けていなければ解析の基本を理解するところで一つの壁を迎えてしまいます。
データアナリストは近年需要が高まっていますので、実績を残してさえいれば職種を変えることなく大きな案件などを利用してキャリアアップしていくことが可能です。
ITエンジニアの年収は250万円〜1000万円
ITエンジニアの年収は250万円から1000万円を超えるような職種も有るなどかなり幅広いものとなっています。
年収の高い職種としてはITエンジニアの中でもコンサルタントや上級システムエンジニアと呼ばれる、お客様の潜在的なニーズを引き出してどのようにIT化するのかということを考える頭脳的な役割を果たす部分となっています。
実際にSIerの年収ランキングをみると、ITコンサル系の野村総研が1位となっています。
2017年度版!大手SIerランキング(年収)と選び方の4ステップ - IT業界の歩き方
また、金融系のビジネスに関わる人は高年収という結果も出ています。
SE年収の大全集!高給分野や気になる企業の年収の調べ方をどこよりも詳しく徹底解説 - IT業界の歩き方
一方で、年収が低い傾向の特徴は「零細企業で若手な人」です。
上記の記事でも紹介していますので合わせて参考にしてください。
また最高クラスの年収をもらうには仕事内容がハードであったり、勤務時間が長い傾向となります。
年収だけを見て、自分らしく働くことの大切さを見失わないように気をつけましょう。
ITエンジニアは17万人不足!需要が多く仕事に困らない事情
日本全体のIT化が急速に広がっていることによって、ITエンジニアの数は常に不足しています。
実際に経済産業省の調査によるとすでに17万人が不足し、2020年までには倍以上の37万人が不足すると言われています。
- 2017年:17.1万人の不足
- 2020年:36.9万人の不足
- 2030年:78.9万人の不足
IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果を取りまとめました(METI/経済産業省)
この状況のなか、ITエンジニアを目指すのは中長期で仕事に困らないということが予想されるため、非常に有望な職種であることが考えられます。
もちろん仕事内容がよくとも勤務条件などの折り合いが付かないことはあるでしょう。
理想の職場探しが今後の課題と言えそうです。
ITエンジニアに、かんたん確実になる3つの方法
ITエンジニアになるにはコツがあります。
それは「教えてもらう」ことです。
実際に大手SIerでは文系の未経験者を大量に採用して教えています。
だいたい2ヶ月程度でオブジェクト指向であるJava言語でプログラミングできるようになります。
逆に、本やWEBの情報で独学することはおすすめできません。
なぜなら壁にぶつかったときに挫折しやすいためです。
では、どこで教えてもらうと良いのでしょか?
おすすめを紹介していきます。
絶対にITエンジニアになりたい人は転職確約のプログラミングスクールに通う
転職を保証してくれるITエンジニア育成スクールとして、今回は私がおすすめする「Webスク」をご紹介したいと思います。
こちらはスクールでプログラミングをしっかりと学び、実務に耐えうるような実力がつく頃には卒業し新しい職場に転職して新しい人生を歩むことが出来るような仕組みとなっています。
特にいくつかあるITエンジニア育成スクールの中でも400万円程度の高い年収を誇る就職先を提供するということをウリとしていますので、高い技術力を手に入れてその技術力を発揮することが出来る職場に転職するというのが理想のルートとなっています。
その半面でWebスクは他のスクールに比べると必要な授業料が高くなっていて70万円程度は必要となっています。
この70万円も転職できなければ全額返金となりますので受講者側のリスクはとても低いでしょう。
授業料が高ければ授業の質が良いとは言い切れないのですが、Webスクに関しては授業料が高いだけのことはある内容が提供されています。
またスクールに通える期間も6ヶ月に設定されていますので、転職を考えて少しずつ技術を身に着けていきたいという人でも、ある程度はマイペースに実力を付けられるような仕組みが用意されているのも評価できる点です。
6ヶ月掛けて技術力を身に着けた後は、3ヶ月程度の転職サポートが用意されています。
このサポートに関しては大手の転職エージェントまでの力とは言えませんが、個人それぞれの得意・不得意を加味して年収400万円を目指せる企業を選んでくれるなどの一人ひとりをしっかりとサポートする体勢が整っています。
まだ具体的な実績としては少ないのか公式サイトにも一部しか掲載されてはいませんが、有名な企業も掲載されていますので、これからの転職実績にも注目したいサービスともなっています。
かんたん&着実に成功させるならオンラインスクールでスキル習得し求人に応募する
Webスクは関東のサービスで実際に通う必要があります。
「地方だから通えない」「時間が作れない」という方は、オンラインスクールの選択肢もあります。
10程度のサービスがありますがおすすめはTechAcademy(テックアカデミー)の「オンラインブートキャンプ」です。
特徴としては、実力が付き転職しやすい環境がある点です。
具体的には
- 受講期間内にWebサービスのリリースを通して実践力を養える
- パーソナルメンターとビデオチャットやペアプログラミングができる
- プロフィールや学習内容をもとに企業からスカウトがある。 ・転職に関する悩みもコンサルタントに相談できる
- その理由としては、営業時間内であれば質問に対して回答するサポートが提供されていることが多いというメリットがあるからです
という点が特徴的です。
学生・第二新卒は若手向け転職エージェントで未経験可の求人を選ぶ
もしあなたが学生や第二新卒の方は、若手向けの転職エージェントから未経験OKの求人を紹介してもらうという方法があります。
つまり企業の新人教育でプログラミングを教えてもらうということです。
おすすめは就活shopとマイナビジョブ20'sの二つのエージェントサービスです。
就活shopはリクルートが運営するサービスということもあり、転職エージェントの中でもかなり信頼感の高いサービスとなっています。
紹介されている求人に関しては中小企業が多くはなっていますので、大企業への転職を目指している場合は少し不満点が残るかもしれませんが、こういった企業で経験を積んでから大手を目指すというキャリアパスも悪くはありません。
そしてリクリートのような掲載に多額の費用が必要となるエージェントに敢えて求人を出している企業というのは、面接を進めることが出来れば採用に繋がる可能性が高いというのもおすすめしたい理由となっています。
リクリート側も人材マッチングのプロですので、企業が必要としている人材を面接に繋げることがもちろんですが多いです。
そのため利用者としても自分が働きたい職場といち早く出会うことが出来ますし、短期間で転職活動が終了する可能性があるというのもおすすめ理由となっています。
続いてマイナビジョブ20'sです。こちらも求人サイトとしては大手であるマイナビが提供しているサービスであり、マイナビエージェントとは異なり20代に特化したエージェントサービスを提供しているものとなっています。
扱っている職種が非常に幅広いですのでITエンジニアを希望していても、別の視点から捉えたITエンジニアの仕事を提供してもらえる可能性もあるなど自分が本当に働きたい職場とである可能性が高くなっているのがおすすめ理由です。
また非公開求人が多くなっていますので、他のサイトでは紹介されていないような求人が数多く用意されていることもおすすめ理由です。
一見すると自分が思うような求人が見当たらなくとも、エージェント担当者のサポートによって自分の興味が持てる求人へ応募できることも魅力の一つと言えるでしょう。
コラム:ITエンジニアに資格は有利?おすすめ資格とは?
ITエンジニアを目指している方からよくある質問が、どういった資格を取れば仕事に役立つのか、ということです。
日本は資格に対する印象が強くあるのか何か取らなければいけないと思われがちではあるのですが、新卒採用時には資格は注目されるものの転職時にはそこまで大きな注目ポイントとはなりません。
それぞれについて詳しく説明していきましょう。
まず新卒採用時ですが、この場合には基本情報以上の資格を取っておくことによって、ITエンジニアとして最低限の知識を身につけていることのアピールやITエンジニアとして働きたいということをアピールすることに繋がります。
採用担当者は数多くの学生からの応募内容を確認する必要がありますので、こういった資格を利用したアピールは採用担当者の目に止まりやすく就職に繋がるということが考えられます。
それに対して転職時には資格があるからといって大きなアピールポイントとはなりません。
一部の高難易度な資格に関しては評価の対象となりますが、基本的にはあまり関係ありません。
この理由としては転職時の採用では即戦力になる人が求められていることが大半だからです。
資格を持っていれば即戦力になるとも限らないですし、逆に資格が無いから即戦力にならないということもありません。
つまり採用の判断基準として資格を利用することは難しい訳です。
どうしても資格を取得して、ITエンジニアとして働きたいという意思表示をするのであれば、基本情報技術者といった国家資格を取得しておけば良いでしょう。
まとめ
ITエンジニアは今非常に不足している職業の1つです。
ただ、ITエンジニアが不足しているとはいうものの冒頭でも紹介しましたようにITエンジニアには6種類ありますので、どういったITエンジニアが不足しているのかということや自分が目指したいITエンジニアについてはよく考えることが大切です。
幸いと言えるかどうかは分かりませんが、今の時代においては6種類全てのITエンジニアが不足していると感じることが多いです。
コンサルタントなどは転職後すぐに活躍することは難しいですが、実績を残すとしっかりと給与面にも反映されるなど魅力的な職種でもあります。
またプログラマーであれば、プログラミング言語の知識さえあれば転職後でもすぐに活躍できる可能性が高まりますので実力をしっかりと活かせる職業と言えるでしょう。
ITエンジニアは働き方によって年収も大きく変わる職業です。
自分のキャリアパスを明確にし、ITエンジニアとしてどういった仕事がしたいのかをよく考える手助けになっていればと思います。