3年先まで使える!IT転職で人生狂わないために知っておくべき成功法則
IT業界は幅が広く、さまざまな職種があります。
そのためIT転職するときには、あなたにピッタリあう転職先をどう探すかが大切です。
転職する理由はそれぞれですが、
- ブラック企業を脱出したい!
- 給与をあげたい!
- 未経験だけど挑戦してみたい!
- スキルアップしたい!
といったことを良く聞きます。
しかし実際には、みんなが成功しているわけではありません。
むしろ失敗している人もかなり多くいます。
具体的には次のようなことがあります。
- 営業が強く、技術を大切にしない
- ワンマン社長だった
- ベンチャーに入ったけど、PHPの古いコードで全然イケてない
- 売上ばかり気にしてクリエイティブを評価しない
- 深夜も運用の面倒をみないといけない
- 大手SIerに入ったら顧客折衝、プロジェクトマネジメント、下請け管理ばかりで開発ができなくなった
これらはほんの一部です。
失敗する人は2年以内で再転職するケースが多いです。
その原因の多くは、独りよがりに転職を進めてしまい、会社規模や文化、スキルセット、キャリア、働き方が合わないためです。
この記事ではこのような転職の失敗がないように転職の成功方法を紹介してきます。
もしあなたが
- はじめての転職で絶対に成功させたい。みんなどんなポイントで落ちるの?
- IT業界で転職したいけど、どこに転職すればよいの?
- 転職を成功させるかんたんな方法を教えてほしい
といった悩みを持っているなら、ぜひ最後までお読みください。
この記事を読むことで、あなたのIT転職がより確実なものになるでしょう。
未経験者の方は、次の記事も合わせてお読みください。
- IT転職の検討者が知るべき失敗事例の傾向3ポイント
- IT転職を確実にする2つの成功鉄則
- いますぐできる!IT転職のかんたん2STEP
- コラム:転職エージェントと転職サイト、どっちがいいの?
- コラム:40代でも転職できるの?どう対策するの?
- まとめ
IT転職の検討者が知るべき失敗事例の傾向3ポイント
転職になれた人は少なく、30代を超えて初めて転職という方もめずらしくありません。
実際、私は32歳ではじめての転職でした。
しかし、面接や書類選考の1回あたりの通過率は20%以下が一般的です。
つまり、書類選考と面接の両方を合格し内定を取る確率は4%以下ということです。
スムーズに内定を取りたいですよね?
そのためには、選考に落ちている理由を理解して正しく行動する必要があります。
ここでは私のまわりやITエンジニアの採用活動で見てきた失敗事例を紹介していきます。
IT転職で面接に落ちる理由は主に3つ
私はITエンジニアやWEBマーケッターの採用活動を5年以上しています。
100人以上の面接を経験してきましたが、面接で落ちる理由は主に3つです。
- 1位:志望動機の低さ&意欲の低さ
- 2位:コミュニケーション力の低さ
- 3位:企業理念・方針との不一致
1位:志望動機の低さ&意欲の低さ
「なぜ転職したいのか?」「転職してどんなキャリアを描きたいのか?」
このような質問にすら答えられない転職は多くいます。
書類選考時では7割程度の人ができていない状況です。
一方で自分のしたいこと、強み、キャリアを自己分析するのは難しく、時間がかかる作業です。 自分を客観視し、「できること」「やりたいこと」の棚卸しが必要です。
2位:コミュニケーション力の低さ
面接時に
- 質問時に目を合わさない
- 質問に答えず逆に質問で返す
- 質問の意図を考えず答える
と言った人が多くいます。
そのため、「自分がどう見られているのか?」「伝わっているのか?」といったコミュニケーションに関する客観視ができているかが大切となります。
3位:企業理念・方針との不一致
企業には理念や方針があります。
大企業は組織を乱さず優秀な人が好まれますが、来年も存続しているか分からないベンチャー企業では「とにかく成果を出せる人がほしい」といったことがあります。
経営者や企業規模、事業内容によって企業それぞれにカラーがあります。
決して応募者が悪いわけでもありませんが、企業情報に詳しいひとに聞けば、無駄な労力は減らせられます。
その方法については後述いたします。
面接でどのような質問があるかは下記の記事も参考になります。
誰にも相談せず独りよがりな人
転職はとてもリスクの高い選択をすることになります。
実際に転職は上司、同僚、取引先といった人間関係や給与、将来のキャリアへと大きな影響を与えます。
しかも誰にも予想できません。
高価なパソコンを買うときに、詳しい人に聞きますよね?
新しい場所に済むときまわりにききますよね?
しかし、転職に失敗する人に限って詳しい人に聞きません。
独りよがりに転職を進める傾向にあります。
悩むばかりで「行動しない人」
「転職を考えている・・・」 といって、何年も過ぎている人をみたことありませんか?
私の知り合いのケースでは 「10年、20年後に働いているイメージはないけど、次どんなお仕事をすればよいか悩んでいる・・・」 といった悩みで7年すぎました。
さすがに7年経つと転職後に求められるスキルや役割が大きく変わります。
つまり「悩むだけの時間」は転職を難しくします。
どうせ同じ企業に転職するならば早く行動すべきです。
この章では大半の人が転職で失敗しがちな傾向を3つ紹介しました。
一方で、真剣に読んでいただいた人の中には、
「わかってはいるけど、どうすれば良いか分からないよ・・・」
という方もいるでしょう。
大丈夫です。 誰でもかんたんに転職活動できる方法を次の章で紹介していきます。
IT転職を確実にする2つの成功鉄則
80%以上の人が失敗していることを、あなたは繰り返したくありませんよね?
第一希望の理想的な会社にスムーズに転職したいですよね?
前章では、IT転職の失敗傾向を紹介していきました。
まとめると次のようになります。
- 志望動機の低さ&意欲の低さ
- コミュニケーション力の低さ
- 企業理念・方針との不一致
- 誰にも相談せず独りよがりな人
- 悩むばかりで「行動しない人」
この失敗傾向を回避し、IT転職を確実にするポイントはたった2つです。
しかも、かんたんに行動できる内容ばかりですので、ぜひこのページを読みながら進めてみてください。
成功の鉄則1:プロに頼る
人生を大きく左右する転職で誰にも相談せず進めてしまう「独りよがりな人」が失敗の傾向の1つでした。
そのため、その道のプロに頼ることをしましょう。
具体的に、転職のプロとは「転職エージェント」です。
転職エージェントは、転職者を企業に紹介し、内定がとれ入社すると企業から紹介費をもらえるビジネスです。
そのため、
- 志望動機やキャリアプランの作成
- 希望する働き方やスキル、経験にあった企業選び
- コミュニケーション力の改善アドバイス
をお願いすれば、積極的に協力がもらえます。
もちろん無料で相談に乗ってもらえ、WEBでかんたんに申し込むことができます。
最近では、IT転職に特化した転職エージェントが数多くあります。
どの転職エージェントがおすすめかは、職種によって異なるため「STEP2:IT転職専門のエージェントに相談する」で紹介いたします。
よく相談することを遠慮する人がいます。
繰り返しになりますが、転職エージェントはあなたが企業から内定がとれ入社すると企業から紹介費をもらいます。
つまり転職エージェントの人は、転職者を一人でも多く成功させたいということです。
遠慮しているようでは転職が遠のいてしまいますよ。
成功の鉄則2:いますぐ行動する
書類選考や面接すら受けず、悩んでいる人が大半です。
私自身も、求人情報を見たけど決め手がないため悩むという時間を3年過ごしました。
その結果に転職した企業は3年前から第一希望の会社でした。
いま振り返ると、早く転職エージェントに相談すればよかったと思います。
つまり私自身が独りよがりで行動していなかったのです。
当時は転職エージェントに相談するという行動にとても敷居を高く感じていました。
ただしそれは、独りよがりで行動を起こさない人の言い訳でした。
あなたも転職に3年かけますか?
期待されるスキルや役割が高くなるため、転職しづらくなりますよ。
とくに「いますぐ行動する」が重要です。
この記事を開いている「いま」行動しましょう。
そのための方法を次の章で紹介していきます。
コラム:転職に資格は有利なの?転職に有利な資格はなに?
「よくIT転職をするのに資格は必要?」「何が有利?」 と、よく質問を受けます。
新卒採用時には差別化の要因となりますが中途採用において資格が有利に働くことはほとんどありません。
実際、私は資格よりも実スキルを重視し、合否を出しています。
逆に「ITストラテジスト」などの専門性をを活かした転職になると、応募できる求人の量がぐっと少なくなります。
「資格が有利」という概念は一度なくすことをおすすめします。
いますぐできる!IT転職のかんたん2STEP
成功のポイントは
- 成功の鉄則1:プロに頼る
- 成功の鉄則2:いますぐ行動する
です。
私のように3年後に行動するなら、いま行動しましょう。
IT転職が、かんたん確実に進む2STEPは
- STEP1:業種または職種から転職先の職種を選ぶ
- STEP2:IT転職専門のエージェントに相談する
です。
STEP1:業種または職種から転職先の職種を選ぶ
現在の職種(スキル)か業種(経験・知見)をまったく活かせない転職先は失敗の可能性が高くなります。
具体的には次の転職はリスクが高く、おすすめしません。
- 税理士、弁護士などの士業:資格取得の時間や士業として自立するためのメドをつけましょう
- 異業種の営業:典型的な異職種・異業種なお仕事
- フランチャイズの店舗オーナー:事業と経営スキルが不足している中での運営や投資にリスクあり
私のおすすめは、職種(スキル)か業種(経験・知見)を活かした転職です。
職種と業種を決め、次の図からおすすめの転職先を選びましょう。
よくある質問で「選びたい職種がないんだけど?」と聞かれます。
いまの時点で、選びたいのがなくても問題ありません。
仮で選んでください。
なぜなら、次で紹介するプロに相談して決めれば大丈夫だからです。
STEP2:IT転職専門のエージェントに相談する
転職先の候補が決まったら、その分野に強い転職エージェントに相談しましょう。
もちろん無料で、転職が成功してもお金はかかりません。
転職エージェントに相談するにあたり大事なポイントが1つあります。
それは、2つ以上の転職エージェントに相談することです。
なぜなら、相談するエージェントも人なので経験や知識のレベルが違うため、多くの意見を参考にしたほうが確実だからです。
コンビニ店員の対応も人によって全然違いますよね。
それと同じです。
それでは転職先ごとにおすすめの転職エージェントを紹介していきます。
ITエンジニアのおすすめ転職エージェントランキング
次のようなITエンジニア
- インフラエンジニア
- システムエンジニア
- WEB系エンジニア
- 社内SE
- ITコンサルタント
- ヘルプデスク・テクニカルサポート
におすすめの転職エージェントは下記となります。
転職先の選択肢 | ランキング | サービス名 | 関東 | 関西 | 中部 | 九州 | 全国 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ITエンジニア | 1位 | TechClipsエージェント | ○ | - | - | - | - |
2位 | レバテックキャリア | ○ | ○ | - | - | - | |
3位 | ワークポート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
4位 | DODAエージェント | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
5位 | エンジニアファクトリー | ○ | - | - | - | - |
SEの転職を検討している方は、下記の記事も参考にしてください。
WEBクリエイターのおすすめ転職エージェントランキング
次のようなWEBクリエイター
- クリエイター(WEB)
- ディレクター(WEB)
におすすめの転職エージェントは下記となります。
転職先の選択肢 | ランキング | サービス名 | 関東 | 関西 | 中部 | 九州 | 全国 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
WEBクリエイター | 1位 | レバテックキャリア | ○ | ○ | - | - | - |
2位 | ワークポート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
3位 | DODAエージェント | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ゲーム系クリエイターのおすすめ転職エージェントランキング
次のようなゲーム系クリエイター
- ゲームエンジニア
- クリエイター(ゲーム)
- ディレクター(ゲーム)
におすすめの転職エージェントは下記となります。
転職先の選択肢 | ランキング | サービス名 | 関東 | 関西 | 中部 | 九州 | 全国 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゲーム系クリエイター | 1位 | シリコンスタジオエージェント | ○ | - | - | - | - |
2位 | ワークポート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
3位 | レバテックキャリア | ○ | ○ | - | - | - |
フリーランスのおすすめ転職エージェントランキング
フリーランスにおすすめの転職エージェントは下記となります。
転職先の選択肢 | ランキング | サービス名 | 関東 | 関西 | 中部 | 九州 | 全国 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
フリーランス/個人事業主 | 1位 | レバテックフリーランス | ○ | ○ | - | - | - |
2位 | ギークスジョブ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
3位 | ポテパンフリーランス | ○ | - | - | - | - |
マーケッターのおすすめ転職エージェントランキング
マーケティングやグロースハッカーにおすすめの転職エージェントは下記となります。
転職先の選択肢 | ランキング | サービス名 | 関東 | 関西 | 中部 | 九州 | 全国 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
マーケティング/グロースハッカー | 1位 | ワークポート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
2位 | DODAエージェント | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
3位 | リクナビエージェント | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
営業のおすすめ転職エージェントランキング
営業におすすめの転職エージェントは下記となります。
転職先の選択肢 | ランキング | サービス名 | 関東 | 関西 | 中部 | 九州 | 全国 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
営業 | 1位 | ワークポート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
2位 | DODAエージェント | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
3位 | リクナビエージェント | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
データアナリストのおすすめ転職エージェントランキング
データアナリストにおすすめの転職エージェントは下記となります。
転職先の選択肢 | ランキング | サービス名 | 関東 | 関西 | 中部 | 九州 | 全国 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
データアナリスト | 1位 | ワークポート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
2位 | BIG DATA NAVI | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
3位 | DODAエージェント | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
コラム:転職エージェントと転職サイト、どっちがいいの?
「転職エージェントにまだ相談する内容がない・・・」と考え、求人情報が掲載されている転職サイトを考えている人が多いです。
「転職サイトと転職エージェントのどちらがいいの?」とよく聞かれますが、私は転職エージェントを利用することを強くおすすめします。
なぜなら、転職サイトに見た半数以上の人が転職活動が進んでいないためです。
求人情報をみても決め手となる情報がなく、決断できないからです。
一方で転職エージェントは決め手や情報がなくても、エージェントがヒアリングし、適切な情報を与えてくれます。
また話し合うことで、頭の中で整理がつき、悩みが前進していきます。
どうせ転職するなら早いほうが良いです。
年をとるほど期待されるレベルがあがるためです。
以上のことから転職を成功させたいのであれば転職エージェントの利用をおすすめしています。
コラム:40代でも転職できるの?どう対策するの?
40代のSEやプログラマが未経験のセールスエンジニアやコンサルをするのは可能です。
おすすめの対策法は、やはり転職エージェントに相談することです。
なぜなら20代の転職者と比べると40代の転職は企業側と転職者の両者のリスクが高いため、求人サイトの情報だけでは不足しているからです。
具体的には
- どういった背景から転職者を募集しているのか?
- 企業文化は合っているのか?
- 中長期でどんなキャリアを企業側が想定しているか?
- 上司やメンバー、顧客に受け入れられるのだろうか?
といった情報は求人サイトで見つけられません。
転職エージェントは企業の採用担当者と定期的に情報交換していますので、現在の転職市場の動向や特定企業の採用まで詳しく教てくれます。
一方で、40代でIT業界未経験の場合は厳しいでしょう。
どうしても志望したい方は、転職エージェントに相談しましょう。
まれに40代でも転職する方はいます。 希望が強く諦めるくらいなら複数社の転職エージェントに相談してみましょう。
まとめ
この記事ではIT転職を検討している人に向けて、職種や業種の選択肢を網羅的まとめ、紹介しました。
また、転職において失敗する傾向を紹介し、成功するポイントを紹介しました。
IT転職の失敗する傾向は次の内容でした。
- 志望動機の低さ&意欲の低さ
- コミュニケーション力の低さ
- 企業理念・方針との不一致
- 誰にも相談せず独りよがりな人
- 悩むばかりで「行動しない人」
そして、IT転職に成功するポイントは
- 成功の鉄則1:プロに頼る
- 成功の鉄則2:いますぐ行動する
です。
成功するポイントをおさえて簡単、確実に行動するポイントは
- STEP1:業種または職種から転職先の職種を選ぶ
- STEP2:IT転職専門のエージェントに相談する
です。
この記事では私自身が転職したり、面接官として採用活動をしてきたノウハウをまとめています。
IT転職を成功させたいですよね?
「行動しない人」は失敗する傾向にあります。
誰にでもできる内容をおつたえしましたのでぜひ転職して成功をつかみ取ってください。
以上、28歳以上は必見!IT転職の全選択肢と2TEPのかんたん確実な方法まとめでした。
SE転職を検討している方は、こちらの記事も参考にしてください。